平成21年8月30日
銘柄 |
成分 |
荷姿 |
受渡場所 |
単位 |
限月 |
価格(円)
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前6月30日
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当月8月30日
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高+ 安-
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(植物粕肥料)
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||||||||
脱脂大豆 |
1級品フレーク |
20kg紙袋 |
関東持込 |
1t |
当月 |
85,500 |
89,500 |
+4,000 |
菜種油粕 |
N5.3 P2 K1 |
20kg紙袋 |
関東持込 |
1t |
当月 |
56,000 |
59,000 |
+3,000 |
脱脂米糠 |
20kgPP袋 |
関東持込 |
1t |
当月 |
27,800 |
28,800 |
+1,000 |
|
米糠 |
30kg紙袋 |
関東持込 |
1t |
当月 |
28,800 |
28,800 |
不変 |
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(魚粕肥料)
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肥料用魚粕 |
N7・P7 |
20kg紙袋 |
関東持込渡 |
1t |
当月 |
103,000 |
103,000 |
不変 |
肥料用魚粉末類 |
N7・P6 |
20kg紙袋 |
関東持込渡 |
1t |
当月 |
98,000 |
98,000 |
不変 |
(動物粕肥料)
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蒸製骨粉(国産) |
N3.5 P21 |
500Kgフレコン袋 |
工場渡 |
1t |
当月 |
93,000 |
93,000 |
不変 |
蒸製骨粒(輸入) |
N3.5 P21 |
原袋 |
港頭倉庫渡 |
1t |
当月 |
相場不建 |
相場不建 |
|
脱膠骨粉 |
p28 |
原袋 |
港頭倉庫渡 |
1t |
当月 |
相場不建 |
相場不建 |
|
蒸製てい角粉 |
N13 |
原袋 |
港頭倉庫渡 |
1t |
当月 |
相場不建 |
相場不建 |
|
蒸製皮革粉 |
N12 |
25kgPP袋 |
港頭倉庫渡 |
1t |
当月 |
相場不建 |
相場不建 |
|
乾血粉 |
N12 |
20kg紙袋 |
港頭倉庫渡 |
1t |
当月 |
相場不建 |
相場不建 |
|
肉骨粉 |
N6・P10 |
20kgPP袋 |
港頭倉庫渡 |
1t |
当月 |
相場不建 |
相場不建 |
|
豚肉粕(国産) |
N10 |
500Kgフレコン袋 |
工場渡 |
103,000 |
103,000 |
不変 |
||
フェザーミール |
N12 |
500Kgフレコン袋 |
工場渡 |
1t |
当月 |
85,000 |
85,000 |
不変 |
カニガラ粉末 |
N4・P2 |
20kgPP袋 |
戸前 |
1t |
当月 |
90,000 |
90,000 |
不変 |
(1)菜種粕
農水省より7月の油糧生産実績が発表されたが、搾油量は前年同期に比べ約8,900トン少ない188,706トンとなった。菜種粕の在庫は6月末では5月末に比べ約4,800トン少なくなっていたが、7月末では53,961トンと逆に15,800トンの増となった。菜種粕は、肥料向けは原料用、単肥共に出荷低調となっているが、飼料向けは相変わらずの4%を超える高い配合率となっている。今回、大幅に粕在庫が増えたのは、中国玉が大量入船した為と考えられる。今後も輸入玉は手当てされているものの、飼料向けの高配合率は続く事が予想され年末に向けては徐々に在庫は少なくなるものと思われる。
10・12月商売は殆ど手つかずとなっているが、大豆粕価格が下がている事もあり数千円の下げが予想される。
(2)大豆粕
大豆の搾油は、油の出荷低迷もあり、減少傾向となっているが、7月の搾油量は約193,000トンと、前年同月と比較して約47,500トンの大幅減となっている。
その為国産大豆粕の発生は大きく減少しているが、中国産を中心に輸入玉が大量入船した為、7月末の在庫は6月末に比べ約10,000トン増の63,727トンとなった。7月の輸入玉は199,700トンと前年の2倍以上の入船となった。10・12月の大豆粕商売は7月早々にスタートを切り、既に5割程度の進捗となっている。一時は@50,000割れまで買い下がっていたが、シカゴ相場の高騰で現状7・9月の平均価格程度まで高騰している。9月の単月価格8月比で@2,500のダウンとなっている。
(3)脱脂米糠
脱脂糠の7月末在庫残は、6月末に比べ約1,000トンと少ない3,952トンとなった。脱脂糠はその他糟糠類に比べ割安感があり、飼料向けに好調な出荷が続いており、全国的にタイトな状況となっている。
今後もキノコ培地向けの需要も増える事が予想され、引き続き厳しい受け渡しが続くものと思われる。
【ペルー産HP魚粉】
〔漁の状況〕
現在は南方の漁(ILO)などで、漁が行われているが、海が時化ており、殆どの船が
港で待機している状況。ILOでは、毎週1,800MTくらいの漁獲量があり、このうち約22%
が魚粉になるため、月間の生産量は1,600MTくらいである。
〔イマルベの調査団〕
ペルーの海洋資源調査団"イマルベ"が10月初旬にも調査より帰還し、1〜2週間ほどでレポートを提出、今後の漁獲枠が決定する予定。また、ペルーでは今年の調査結果は例年より良く、早ければ10月の中旬にも漁が解禁されるのではという噂がある。しかし、あくまでも噂であり、関係者の中ではおそらく11月より漁が解禁され漁獲枠は200万MTほどではと予想されている。魚粉に換算すると、約45〜46MTくらいになりそうである。
〔他国の買い状況〕
漁の解禁後に生産される魚粉のうち、すでに14〜15万MT(12-1積み)は中国、アジア、ヨーロッパ向けに成約済みとのこと。
〔マーケット材料〕
ヨーロッパでの漁獲量が少なく、ヨーロッパより多くの買い注文が入っている。アジアの需要(特に中国)が強い。エルニーニョ現象により、海面の水温上昇、暑さを嫌った魚が網の届かない深さまでもぐる可能性あり、不漁になる可能性がある、しかし、一方で一箇所に集まった魚が一気に捕獲され豊漁になる可能性もある。
上記の情報より、マーケットとしては上げ状況であり、CNF JMP 67% STEAM H1000の価格は軽く$1,200を突破する勢いである。
【エクアドル産LP魚粉】
〔最近の状況〕
エクアドルにはペルーのような個別枠制度がないため、ペルーより北上してくるアンチョビ、サーディンなどでHP魚粉は生産されるが、不定期である。また、ツナカンの残渣より発生するLPのツナカンミールについては、月間2,500MTのコンスタントな生産があるが、価格としては、ペルー産の魚粉の値段に左右されるため、上昇を続けるペルー産魚粉に引っ張られて上昇中とのこと。やはり、南米の魚粉はプライスリーダーのペルーが上昇を続けているため、かなり厳しい状況である…。
新肥料年度がスタートし約2ヶ月が経過したが、原料・製品共に動きは非常に鈍い。フェザーミール・ポークチキンも夏場でエサの需要が減少したのか、肥料用スポットでの話は有るが、継続性はない。
蒸製骨粉の月別輸入数量の推移(通関統計)輸入数量(主要国)MT |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
合計 |
2009年(平成21年) |
13 |
12 |
20 |
25 |
11 |
81 |
|||||||
2008年(平成20年) |
134 |
96 |
87 |
117 |
111 |
0 |
54 |
26 |
98 |
126 |
0 |
1 |
850 |
2007年(平成19年) |
254 |
69 |
242 |
106 |
60 |
47 |
76 |
99 |
231 |
158 |
160 |
1,849 |
3,351 |
2006年(平成18年) |
227 |
163 |
84 |
82 |
265 |
165 |
199 |
140 |
188 |
127 |
48 |
62 |
1,750 |
2005年(平成17年) |
192 |
271 |
170 |
122 |
267 |
152 |
162 |
157 |
87 |
211 |
112 |
202 |
2,105 |
2004年(平成16年) |
484 |
345 |
260 |
210 |
421 |
442 |
389 |
595 |
298 |
572 |
380 |
595 |
4,991 |
2003年(平成15年) |
189 |
268 |
160 |
350 |
450 |
338 |
310 |
420 |
333 |
367 |
374 |
328 |
3,887 |
2002年(平成14年) |
175 |
666 |
429 |
558 |
610 |
488 |
707 |
876 |
642 |
372 |
505 |
386 |
6,414 |
(注)上表の2002年1月〜2009年5月までの実績数量は、特殊肥料の骨灰である。