農大式土壌診断キット「みどりくん」の特長と使い方
土の採取器(10ccの使い捨て注射器の先端を切断したもの)で作土層から5ccの土壌を採取する。
ベッドがつくってあればその上の株と株の中間あたりに深さ15cm程度の溝をつくり、深さ5〜10cmのところに土の採取器を押し込む。注射器の5ccの目盛りより少し多めに土を採る。ピストンを押して5ccで止め、先端に出た土をナイフなどですり切る。
採取した土を付属のプラスチック容器に押し出す。
採取した土を中に入れたプラスチック容器に50ccの目盛りまで精製水を加える。ふたをして、手で1分間よく振る。
(精製水は薬局・薬店で簡単に入手できる。コンタクトレンズの洗浄液として500ml入り100円程度で市販されている。多量に使うなら20l入りポリタンクで買うと割安)
(3)でできた液に「みどりくんN」の試験紙を3秒、「みどりくんPK」の試験紙を10秒浸す。その後試験紙を取り出す。
(4)で取り出した試験紙を1分間置いて反応させたら、試験紙チップを裏にして、透明なプラスチックを通して色をカラーチャートと比べ測定値を得る。